nagara green tourism
体験マップ (PDFファイル)
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遅い紅葉の里山が色づきはじめ、季節が晩秋から初冬へと移ろうなか、長柄町の自然薯栽培農家さんは“自然薯”収穫の最盛期をむかえます。

里山が彩を増し、日本列島で最も遅いと言われる紅葉が楽しめる長柄町。
季節が晩秋から初冬へと移ろうなか、自然薯栽培農家さんでは新薯の収穫が最盛期をむかえます。
今年の夏は、「命に関わる危険な暑さ!」と言われる猛暑・酷暑が続き、日照りと水不足などの影響による薯の作柄が心配ですが、今年も味や香りが良く甘みに富み、粘りが強く伸びの良い自然薯が収獲できると良いですね。今から新薯の出回るのが待ち遠しく楽しみです。
長柄町には、山野に自生する天然薯のような粘りの強い風味豊かな薯づくりに拘る農家さんも多くみられ、『おっぱなし』と言われる栽培方法で育成するそうです。
これは、種薯を植え付けてから極力人の手を加えずに、薯が自然に生育するのに任せて放ったままで栽培する方法だそうです。
さらには、陽の光をいっぱい浴びることで、天然薯に近い粘りや伸びはもちろん、甘みに富み香りや風味に優れたコクのある薯が収獲されます。
また近年千葉県が育成した新品種“ちばとろ”を栽培する農家さんも多いそうです。 “ちばとろ”は、従来の品種に比べ太く短い形状でねじれが無いのが特長です。
摩り下ろした薯は、白く粘りが強く滑らかな食感で食味が良いと評判です。
自然薯は医食にとてもバランスの良い食材で、消化酵素アミラーゼの働きが胃の消化を助けさらに、栄養の吸収効果を高めるとともに、ビタミンB1が疲労回復を図り、乳酸を燃焼させ肝臓や脾臓の負担を軽減させる滋養強壮の効果があると言われています。
また近年自然薯には、ホルモンバランスの調整作用があることがわかり、女性の美容にも大変効果があるそうです。
自然薯の効能は古書などにも記述が残っており、『山菜の王様』とか『山ウナギ』などとも称されています。また、中国では漢方薬として『山薬』や『唐山薬』などと呼ばれているそうです。
詳細はこちらから
香りが良く甘みに富み、粘りが強く伸びの良い“ちばとろ”をはじめ、収穫したての自然薯は『道の駅ながら』0475-35-4741や農産物直売所『産直広場太陽』0475-47-3711で販売しています。

農産物直売所 『産直広場太陽』自然薯まつり開催のお知らせ
11月29日(土)・30日(日)の両日開催予定

さぁ、本場長柄町の自然薯が美味しい季節をむかえます!
農産物直売所『産直広場太陽』では、香りが良く甘みに富み、粘りが強く伸びの良い収穫したての自然薯をドーンとご用意し、産地ならではの特別価格販売《自然薯まつり》を開催します。
詳細は、農産物直売所『産直広場太陽』0475-47-3711へお問合せください。

『道の駅ながら』では、12月14日(日)開催予定の『大感謝祭』にて自然薯の特別価格販売を予定しています。
詳細は、『道の駅ながら』0475-35-4741へお問合せください。
ながらグリーンツーリズムでは、適切なウィルス感染予防対策を行っていますが、こまめな手洗いと消毒をお願いします。
なお、状況によりましてはマスクの着用をお願いする場合もあります。
ご理解を頂きますとともに、ご協力・ご配慮をお願いします。

今月の体験

農家・農園並びに、各組合の皆さんは屋外で作業をしていることがありますので、電話が繋がり難いことがあります。ご理解くださいます様お願い致します。

薔薇のブーケ作り、太巻き花寿司巻き、パン・菓子作り、陶芸などは年間を通して体験が出来ます。
※詳細は、各体験ページでご確認ください。
★必ずご予約ください。

イベント情報

  • 「わが家ならではの味と好みの手前味噌』を造りませんか。
    原材料にとことん拘った、無添加・天然醸造味噌ですから、旨いのはもちろん 安心して食べて頂けます。
    ながら夢工房では、「安心・安全に食べて頂ける味噌造り」をモットーに、とことん原材料や製法に拘っています。
    大豆は主に、枝豆で食べても美味しい千葉県産の“緑大豆”を使用し、米麹も「美味しいお米!」と評判の長柄町産“ながらコシヒカリ”を使用しています。
    また、味の決め手となる塩も、ミネラル分を多く含む天日乾燥の“天然塩”を使用するなど原材料にとことん拘り、麹造りから仕込みまで昔ながらの製法を頑なに守っています。もちろん、添加物は一切加えず、常温で発酵・熟成させる天然醸造味噌です。
    味噌や醤油、酒などの発酵食品は「かん仕込みが美味しい」と言われます。
    寒さの厳しい冬場は、雑菌の繁殖も少なくカビの発生を防ぎます。また、冬から春・夏そして秋へと季節の移ろいに伴う温度変化などにより、ゆっくりと発酵・熟成しますから、コクのあるまろやかな美味しい味噌に仕上がります。
    さらに、仕込んだ味噌を2・3年かけてじっくりと熟成させると、大豆と麹に塩がほどよくこなれ、天然醸造ならではの旨味に深みとコクが増し一層まろやかで美味しい味噌になります。
    味噌造りの体験は、仕込みのみの『一日コース(約半日)』と麹造りから仕込みまでの『二日間コース』からお選びいただけます。
    また、味噌造りの工程で『畑のお肉』とも称される大豆の煮汁に、塩と麹に納豆(大豆の煮豆でも可)に、天日干しにした大根(大根をさサイコロ状に切って干したもの)を加えた『豆造とうぞ』造りの体験も出来るかも・・・。
    この冬は、「わが家ならではの味と好みの手前味噌』をご家族で、ご近所お友達お誘い合わせで造りませんか。少人数様から大勢様(団体)の味噌造り体験をお受けします。
    詳細はこちらから
    『豆造』は、長柄町や近隣の市町村に古くから伝わる冬の郷土食です。
    昔は各農家さんが、冬場の農閑期に自家栽培・収穫した大豆を使い、自家用の味噌を造る際に、大鍋で大豆をゆっくりと煮た煮汁で豆造を造りました(筒状に束ねた藁に大豆の煮豆を入れて保温して納豆も造ったそうです)。
    無添加の健康食品でもあり、おかず(惣菜)として冬の寒い時期に温かなご飯にかけて食したそうです。
    豆造は、12月初旬から3月下旬に『道の駅ながら』0475−35−4741や農産物直売所『産直広場太陽』0475−47−3711で販売しています。
    なお、製造量に限りがあり、懐かしさや自然食人気から品不足になることがあります。お買い求めの際は商品の有無のご確認をお薦めします。
    また、豆造を冷凍保存して、夏の暑い時期に解凍しご飯にかけて食べると、 それは美味しく食も進みますよ。ぜひお試しください。
    <11月・12月の味噌造り体験(仕込み・一日コース)>
    午前の部と午後の部の2回行います。ご都合の良い体験日時をお選びください。
    下記の日時では不都合な方もご相談ください。お引き受けできる場合もあります。
    11月16日(日) 9:00〜 ・13:30〜
    12月14日(日) 9:00〜 ・13:30〜
    会場 『ながら夢工房』
    県道14号線(千葉―茂原線)六地蔵『道の駅ながら』の裏側の施設になります。
    体験料金 700円/1kgから 材料費(大豆・米麹・塩)を含みます
    仕込み容器(味噌樽)は各自ご用意ください(発酵時に味噌の容量が増え容器から溢れることがあります。仕込み量よりも少し大きめの容器をご用意ください。)
    その他 味噌造り体験では、マスク、ヘアキャップまたは、三角巾を着用してください。薄手のビニール手袋(台所で使う)、清潔な長靴などは各自ご用意ください。
    申込み先 『ながら夢工房』 岡部弘安
    長柄町六地蔵139-1
    090-4668-4801(岡部さん)まで。
    必ずご予約ください
    『ながら夢工房』では、適切な感染防止対策を行っていますが、こまめな手洗いと消毒をお願いします。
    なお、味噌造りではマスクの着用をお願いしています(食品を取り扱いますし、また、感染防止の観点からも)。ご協力ご配慮をお願いします。

スナップショット

田んぼには、強烈な日差しが照りつける猛烈な暑さでしたが、皆さんは汗だくだくになりながらも、稲刈りがとっても楽しそうでした。
2025年(令和7年)8月30日(土)実施
朝から強烈な日差しが照りつける猛烈な暑さで、「命に関わる危険が・・・」と、長柄町でも『熱中症警戒アラート』が発表されましたが、遠くは横浜や埼玉からそして、東京・千葉・木更津方面から親子連れにご夫婦、お友達同士にご参加頂き、黄金こがねに色づき たわわに実った“ながらコシヒカリ”の稲刈りです。
ながらグリーンツーリズム岡部会長のご挨拶に、「天候に恵まれて・・・」とのお話がありました。日照り続きの渇水で田んぼが大きくひび割れしたお気の毒な地域やゲリラ豪雨などの短時間記録的大雨により災害に遭った地域がメディアで報道されていましたが、幸いにもこの地域(長生郡市)では、日照りや豪雨などによる影響を免れ、陽の光をいっぱいに浴びて稲が生育しましたので、甘みに富み、ねばりや香りの良い美味しいお米が収獲されているようです。
ながらグリーンツーリズムでは、たわわに実った稲を刈り取り、八の字に束ねて小田に掛ける『小田掛おだがけ』も体験して頂こうと準備をしていましたが、この猛烈で殺人的な暑さでは、田んぼからの照り返しも強烈で、長時間田んぼでの作業は危険と判断し、『小田掛け』体験は残念ですが中止としました。
それでもご参加の皆さんは、汗だくだくになりながらも、親子で、またご夫婦で一所懸命刈り取りを楽しんでいました。
早々に切り上げ、町役場のロビーやテントに入って暑さを凌ぐご家族も見受けられましたが、横浜からご参加の牧野さんご夫妻は、刈り取った稲を八の字に束ねる(小田に掛ける前の作業)体験をしていました。また、コンバインで脱穀もしてみたいと、汗びっしょりになりながらコンバインに刈り取った稲を差し込んでいました。なお、脱穀の後コンバインにも乗車されたそうです(大変お暑いのにお疲れさまでした)。
少し早めの昼食は、収穫したての“ながらコシヒカリ”の炊き立ておにぎり(塩むすびと味噌むすび)に長茄子の味噌汁でした。おむすびと味噌汁が美味しいとお代わりをする人が続出。埼玉からご参加の井筒さんは、「お米がとても美味しいので、毎月送ってもらえないかしら」とスタッフにお願いしていましたし、「味噌汁が美味しかったので味噌を造りたい」と話されている方もいらっしゃいました。
昼食のあとは、皆さん稲刈りの余韻に浸りながらも、『ながら温泉(炭酸水素系・黒色湯の天然温泉)』で稲刈りの汗を流し疲れをとられる方や長柄町や近隣の市町村の農家さんが丹精を込めて栽培した朝採りで新鮮な野菜などを『道の駅ながら』や農産物直売所『産直広場太陽』にお買い物に行かれる方など、ご参加の皆さんはそれぞれにアフター稲刈りを楽しんでいました。
体験マップ
産直広場 太陽
『産直広場 太陽』
そば畑の庵『ながら長生庵』や『長生ファーム・ブルーベリー』に隣接し、長柄町や近隣の市町村の新鮮で美味しい米・野菜・根菜・果物などや農林産物加工品などを販売しています。
詳細はお問合せください。
営業時間:9:00〜18:00 定休日:毎月第一水曜日
長柄町山根2010 0475-47-3711
道の駅ながら
『道の駅ながら』
県道14号(千葉―茂原線)六地蔵の『道の駅ながら』では、長柄町や近隣市町村の新鮮で美味しい米・野菜・根菜・果物などや農林産物加工品などを販売しています。
詳細はお問合せください。
長柄町六地蔵138-1 0475-35-4741
千葉県長柄町
千葉県長柄町
長柄町は千葉県のほぼ中央部に位置し、東京都心から50km圏、千葉市からは25km圏にあり、『千葉のおへそ』と呼ばれています。また、圏央道の木更津からの延長や『茂原・長柄スマートIC』の開設(令和2年)によりとてもアクセスが良くなり、東京や神奈川方面からも気軽に来られるようになりました。
この地理的条件と県立笠森鶴舞自然公園に指定された恵まれた自然、基幹産業である農林業、農村生活文化などを活用して、都市住民に滞在型余暇活動を提供する『グリーンツーリズム』を推進しています。皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。
長柄町長月岡清孝