本文
武田薬品工業株式会社が製造する麻しん風しん混合(MR)ワクチンおよび麻しんワクチンの自主回収について
『乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチン「タケダ」』および『乾燥弱毒生麻しんワクチン「タケダ」』につきまして、有効期間内であるにもかかわらず麻しんウイルスの力価が承認規格を下回るロットが確認され、その他にも有効期間の満了前に承認規格を下回る可能性があるロットがあるとの報告が製造会社よりありました。
このワクチンロットについては、安全性に影響があったとする報告はありません。
また、麻しんワクチンとして求められる最低ウイルス力価について、国内の承認規格はWHOの基準よりも高く、自主回収の対象となった該当ワクチンロットのウイルス力価の実測値は、国内の承認規格を若干下回るもののWHOの基準値を下回ったものはないとのことから、承認規格を下回る可能性を否定できない期間に接種された方であっても「麻しんウイルスに対する感染予防効果は得られていると考えている」とのことです。
厚生労働省としては、自主回収となった該当ワクチンロットを定期接種として実施された者に対して再接種を勧奨する必要はないとされています。
しかし、該当ワクチンロットを接種され、有効性に不安を感じられる方は、接種された医療機関にご相談ください。
なお、下表の「承認規格を下回る可能性を否定できない期間」に接種された方につきましては、町より個別に通知を行い対応についてお知らせいたします。
関連リンク
(1)武田薬品株式会社『乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチン「タケダ」』及び『乾燥弱毒生麻しんワクチン「タケダ」』の自主回収について
(MR・麻しん回収)おしらせ医療機関向け (002).pdf (takedamed.com)<外部リンク>
(2)武田薬品株式会社MRワクチン・麻しんワクチン抗体検査・追加の接種被接種者説明書
01_20190607_医療機関向けお知らせ文書_最終_s (takedamed.com)<外部リンク>
(3)厚生労働省通知 令和6年1月16日付/感予発0116第1号 乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチン及び乾燥弱毒生麻しんワクチンの製造販売業者による自主回収への対応について
001229710.pdf (mhlw.go.jp)<外部リンク>
(4)厚生労働省通知 令和6年4月10日付/事務連絡 乾燥弱毒生麻しん風しん混合ワクチン及び乾燥弱毒生麻しんワクチンの供給について(更新情報)
001243520.pdf (mhlw.go.jp)<外部リンク>