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産官学連携で開発した長柄町の特産品「ながらとガラナ いろはにほへと」

更新日:2024年3月7日更新 印刷ページ表示
ガラナ飲料ポップ

「ながらとガラナ いろはにほへと」は、『長柄町の中と外の人々をつなぎ、その新たな関係性から長柄町の新しい物語のきっかけとなること』をコンセプトとして開発された長柄町の特産飲料です。
2020年度に試作品が完成し、2021年度から県内外の100箇所以上の売店、駅、自動販売機等で販売をしてまいりました。このたび、製造分が完売したため、販売を一旦休止いたします。長年のご愛好誠にありがとうございました。

 

◆開発の経緯

2019年1月から長柄町と千葉大学が中心となり、町内に本社・事業所を置くジャパンフーズ株式会社、株式会社ナリヅカコーポレーション、リソルの森株式会社、千葉大発ベンチャー ミライノラボが協働し、長柄町で活動する千葉大学生らを含めたワーキングチームによる企画・検討を行ってきました。

2020年度に試作品を6万本製造し、販売に向けた知名度向上・市場調査を目的とした町内事業所での無償配布・アンケートへの協力依頼を実施しました。コロナ禍での非接触型ガラナ配布プロジェクトとして、オンラインワークショップ「いろはにほへとガラナがつなぐナガラの学校」を開催し、千葉大学の学生と長柄町の住民との共同で、町内外に非接触でなおかつ効果的に「ながらとガラナ いろはにほへと」の配布を企画・実施しました。

2020年8月には、コロナ禍の最前線で働く医療従事者の皆さんに届くよう、千葉県病院局・千葉県健康福祉部を通じて県内の病院やセンター、福祉・健康センターに贈呈しました。

2021年7月から、町内の「道の駅ながら」や「産直広場太陽」で販売を開始したほか、JR西船橋駅・稲毛駅・西千葉駅・茂原駅などの駅売店「Newdays」や駅ホーム自動販売機、千葉県観光物産協会の協力を得て「海ほたる」等での販売を行いました。

 

◆風味のこだわり

目指したのは、「スッキリとした喉ごし」と「ガラナ特有の風味」を感じることのできる商品です。
甘すぎず爽やかに飲むことができ、ガラナ特有の風味を感じながらもクセを抑え、幅広い年代に好まれるようにしました。
また、房総の水瓶である長柄ダムの美しい水のイメージから透明のガラナとしました。ジャパンフーズ株式会社、株式会社ナリヅカコーポレーションの協力のもと、何種類もの試作品を開発し、最終的に3種に絞った上で2019年7月にリソルの森、長柄町役場で実施した試飲会等を経て味が決まりました。

 

◆デザイン

町内の史跡長柄横穴群で発見された壁画から着想を得てイメージしました。長柄町の新たな物語の「始まり」や「起源」を、壁画から連想される人々の生活の始まりという意味で隠喩しました。

 

◆その他

「ガラナとながら いろはにほへと」がグルメ、旅行、おでかけ情報サイトjouer[ジュエ]<外部リンク>に掲載されました。
≪図解≫「ガラナとながら いろはにほへと」の紹介 [その他のファイル/1月23日MB]