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妊娠中の方へ 「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」が増えています

更新日:2024年8月2日更新 印刷ページ表示

劇症型溶血性レンサ球菌感染症とは 

「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」は、通常は細菌が存在しない組織(血液、筋肉、肺など)にレンサ球菌が侵入することで発症し、急激に症状が進行しショック状態に陥ることもある感染症です。致死率は30~40%とされていますが、重症化するメカニズムはまだ解明されていません。

どんな症状が出るの?

初期症状

 ・のどの痛み

 ・発熱

 ・倦怠感

 ・手足の痛みや腫れ

 ・傷口の発赤 など

発病から病状の進行が急激かつ劇的です

 発病から数十時間以内で、筋肉周辺組織の壊死、血圧低下や多臓器不全からショック状態に陥ることもあります。

 発病後数十時間で死に至ることも少なくありません。

 妊婦や周産期の女性、新生児などの免疫が低下している人は発症のリスクが高いとされています。

 このような症状のある場合は、早めにかかりつけ医や産婦人科医を受診しましょう。

予防方法

 ・手洗い(石鹸と流水でしっかり洗う)

 ・傷口を清潔に保つ

 ・咳エチケット(マスクの着用、帰宅時のうがい)

 ・お子さんの風邪症状に気をつけましょう

 家庭内感染に注意!!(タオルを共有しない、ドアノブの消毒等)

 

 こちらもご参考にしてください。

 厚生労働省「劇症型溶血性レンサ球菌感染症」についてのページhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000137555_00003.html<外部リンク>